トップページ > 今治造船株式会社
今治造船グループは、各工場間の精巧緻密なネットワークにより、お客様のニーズに沿った船型をスピーディに提供している。丸亀事業本部には最新鋭の大型建造ドック水槽試験場が完成。
ばら積み貨物船などの低速肥大船では、全抵抗のうち、約80%を海水による摩擦抵抗が占める。船底に微細な気泡を注入して摩擦抵抗を低減させる技術だ。28型BCに実船搭載して、約6%の省エネ効果を検証。
船舶にも省エネ、CO2/NOx削減が要求される昨今。今治造船では現在、自動車運搬船に風力&太陽光発電システムを試験搭載することにより、データの解析とシステムのグレードアップについて研究中だ。
日本で建造されたLNG運搬船では最大級のタンク容量を備え、世界の主要LNGターミナルに入港可能な汎用性の高い船型が高く評価されている。現在はさらに10%の運転性能改善に向けての研究に余念がない。
世界最大級となる20,000個積超大型コンテナ運搬船(全長400m)を日本で初めて建造。日々最先端の船舶設計技術を探求しながら、世界標準となる船造りに取り組む
チリから銅鉱石を日本へ輸送し、チリへは銅精錬の副産物の濃硫酸を運搬する鉱石硫酸兼用船。鉱石と危険物液体を積載可能を特徴とする同船の建造は、世界では2隻目となっている。