着尺一列機(きじゃくいちれつばた)
旧式織機が現役の再稼働
工房織座代表武田氏は、昭和初期に稼動していた旧式の着尺一列機を復元改良し、現役で織物を織っている。最も古い織機は「豊田式織機」で、現役稼動しているのは非常に稀。その織物は、高速機では表現できない独創的な風合いがある。たてよこよろけもじり織り
世界でも希少性の高い不思議な紋様
波状に形成させた織機内の特殊筬(おさ)を上下に動かすことにより生じる「よろけ」。たて糸とよこ糸の両方をよろけさせた織物は工房織座オリジナルだ。布に凸凹感あるように見える立体的なデザインの不思議な文様が浮き出る。ブランド「ITO」