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ばら積み貨物船などの低速肥大船では、全抵抗のうち、約80%を海水による摩擦抵抗が占める。船底に微細な気泡を注入して摩擦抵抗を低減させる技術だ。28型BCに実船搭載して、約6%の省エネ効果を検証。
船舶にも省エネ、CO2/NOx削減が要求される昨今。今治造船では現在、自動車運搬船に風力&太陽光発電システムを試験搭載することにより、データの解析とシステムのグレードアップについて研究中だ。
LNG燃料による160台積内航RORO船で試設計を行い、燃料消費量は26%削減。環境負荷として、硫黄分(SOx)はほぼゼロとなり、NOxは約43%、CO2は約35%と、それぞれ減少すると推定される。
日本で建造されたLNG運搬船では最大級のタンク容量を備え、世界の主要LNGターミナルに入港可能な汎用性の高い船型が高く評価されている。現在はさらに10%の運転性能改善に向けての研究に余念がない。
日本国内において最大船型となる14,000個積
超大型コンテナ運搬船が竣工し、シップ・オブ・ザ・イヤー2015大型貨物船部門賞を受賞
世界最大船型となる2万個積コンテナ運搬船も建造予定。
チリから銅鉱石を日本へ輸送し、チリへは銅精錬の副産物の濃硫酸を運搬する鉱石硫酸兼用船。鉱石と危険物液体を積載可能を特徴とする同船の建造は、世界では2隻目となっている。