（独）日本原子力研究開発機構
量子ビーム応用研究部門
飯倉 寛さん
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ユニークな技術と
価値連鎖でめざす
検査のパイオニア
高技術の3つの事業
住友重機グループでの蓄積した実績を持つ同社は、放射線技術サービス、検査診断エンジニアリング、テクノリサーチなど、サイクトロンを中心に国内唯一のサービスでエコや航空宇宙、自動車産業に貢献している。
イオン照射で
インバータを
パワーアップ
未来を拓く
エコ技術
半導体ウェハのイオン照射サービス
ウェハに水素イオンやヘリウムイオンなどを照射するライフタイム制御によってスイッチングスピードの高速化を実現。ハイブリッドカー、新幹線、風力発電などのインバータに採用することでエコに貢献している。
金属の中の樹脂も
検査する国内随一
民間中性子
透視検査
中性子ラジオグラフィ
中性子はX線が透過しにくい鉄等の金属を透過するため、これら重金属で構成された構造物の内部を検査することが可能。樹脂や火薬などにも対応。航空宇宙産業でも活躍が期待されている。
変則的形状も
計測可能な
ハード＆ソフト
３D レーザー計測
FARO社製レーザースキャナーFOCUS3Dの所有により、円筒形容器の真円度や局部的変形量の測定、コークス炉内壁の傾きを計測することが可能。石炭化学、石油精製、製鉄関連シーンで活用されている。
平面・板面・薄板
対応も可能にする
高度な
非破壊検査法
フェイズドアレイ法
超音波ビームを試験体の任意の深さ・角度に集束させることが可能な改良型パルスエコー方式超音波探傷法であるフェイズドアレイ法を採用。平面・板厚方面の3次元での特定が容易となった。
FCR搭載車で
機動的・迅速に
顧客ニーズに対応
デジタルX線システム
従来のX線フィルムに変え、光学的分野を適応し画像を電子化したデジタルX線撮影システムを保有。車載型としているため現地、工場、事務所に出向き、迅速な検査、判定が可能だ。
- 設 立
- 昭和54年10月
- 資本金
- 2億円
- 代表者
- 代表取締役 秋山正博
- 従業員数
- 149名
- 事業内容
- 非破壊検査および放射線工学を利用
したユニークな技術と試験研究セン
ターの価値連鎖による総合エンジニ
アリング - 事業所
- 西条事業所、新居浜営業所、新居浜事業所、
放射線管理サービスセンター（京都）、
横須賀事業所、倉敷営業所、福山営業所 - 売上高
- 23億3,000万円（平成27年3月期）
- 関連企業
- 住友重機械グループ
推薦人からのコメント
同社の中性子ラジオグラフィ装置は、加速器を用いて中性子ビームを発生させる安全性の高い装置であり、企業が自社製品の非破壊検査を商業利用として行える貴重な装置です。X線によるイメージングと相補的に活用することにより、製品内部の更なる詳細情報を取得でき、これまでも多くの実績を挙げられています。