愛媛大学社会連携推進機構
相談役・客員教授
樋口富壯さん
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CFRPは航空機にも用いられるハイテク素材。興味を持つ企業も多く、炭素繊維プリプレグのほか、炭素繊維織物、炭素繊維短カット品など、中間素材からの供給も含めたCFRP部材の提案も行っている。
シート状のプリプレグを、円形状の金型(マンドレル)に所定の角度で所定の厚みまで巻きつける。硬化炉で硬化を行い、その後金型を抜き取るとパイプ状に成形されたCFRPのパイプ材が完成する。
メンテナンスフリーを目的に、耐食性の要求される構造体向け部材として適用可能なCFRP(炭素繊維複合材料)。パイプを製作できる設備を活用すれば、高速回転に対応するローラーなど多種用途のパイプ材が製造可能。
従来のバレーボール支柱は、重くて扱いにくいという問題点があった。東レの炭素繊維を素材に使用し開発した支柱は、従来のスチール製の3分の1の重さで取り扱いもラクに行える。
〒791-3191
愛媛県伊予郡松前町筒井1515東レ愛媛工場内(地図)
TEL 089-984-0079 FAX 089-984-5863
http://www.toyoshokusan.co.jp
愛媛大学社会連携推進機構
相談役・客員教授
樋口富壯さん
推薦人からのコメント
東洋殖産(株)は、炭素繊維の世界トップメーカーである東レ(株)の関係会社として、東レ(株)で培った技術を全面的に活用して炭素繊維複合材料製パイプ等の製品を製造し、販売しています。その代表がバレーボール支柱です。炭素繊維複合材料は、高強度で軽量な最先端構造材料として航空・宇宙分野だけでなく、幅広い産業用途等で大きな伸びが見込まれています。それらのニーズに応えるパイプ部材の提供や関連技術を支援する地元企業として、今後への期待は大きいでしょう。